わきあがる気持ち置き場

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プリンタニア・ニッポン キャラクターへの理解を深めよう編

おはようございます。

本日はキャラクターへの理解を深めよう編です。

 

プリンタニア・ニッポンの魅力の一つは、キャラクターにあると思っています。

とにかく登場人物、キャラクターが良すぎる。いちいち刺さる。

単行本二巻までに収録されている話の登場人物について、紹介と私の勝手な思い込みを書いていきたいと思います。

長いしうるさいと思いますが、お付き合いください。

 

めちゃくちゃネタバレ含みます!!!

単行本二巻と電子書籍版おまけまでの情報です!

迷子先生のTwitterでの呟きも掲載しております!

 

 

 

 

佐藤46・主人公(たぶん)

職業:地形設計士

扶養枠:ガジュマル、すあま、そらまめでいっぱい(先生のTwitterより)

 特徴:愛想無し人見知り

 

 

佐藤が食べ物にあまり興味がないことを伺えるツイート。

作中でも、塩野に突っ込まれていましたね。

「配給分の食事も全然減っていない」ことや、モニターに表示される摂取栄養素も少なかったことから、食事の量も少なそうです。

 

食事に限らず、佐藤は全体的に欲求が薄いイメージです。

家具も全然置かないし、友人義務も好ましく思っていないし。

精神テスト回でも、ひどいこと言われても「仕方ない」と受け入れていました。

感情の起伏が少ないですよね。

 

ただそれが、すあまめと一緒に暮らすようになり、なんだかんだ友人も増えて、表情が増えたというか、振り幅が大きくなってきた気がします。

もしまた精神テストをすることがあれば、前回とは違う結果になるんじゃないかなと思ってます。大切なものが増えて、自分の存在の意味も変わってきたんじゃないかなと。

どうかなー、どうですか、佐藤。

 

佐藤が生体プリンタですあまを生み出した時、本来なら柴犬を作る予定だったんですよね。

柴犬を飼うことは佐藤にとっての長年の夢で、それは小さい時から変わらない様子。

(幼少期話で、部屋に柴犬の写真が飾ってあったり、クッションが柴犬だったり)

(もうすぐで犬が飼えるレベルに達するから仕事を増やしたい、との話も)

 

それが出てきたのがプリンタニアで、初めは犬のつもりで接していたけれど(首輪・・・胴輪?を巻いて散歩したりボール遊びしたり)段々と「すあま」として接するようになり、ニューチノー社長に「生まれてくれてよかった」と言ったり、残兵騒動ではすあまめたちを心配、過保護行動したりと、意識と行動が変わっています。

 

これがねぇ、ま〜愛しいことですよ。

よかったね、佐藤。ほんとに。

思い描いていた理想の形とは違うけど、多分これでよかったんだと思うよ。

すあまめがあなたにとって大切な存在であるように、佐藤もまたすあまめにとってかけがえのない存在だと思うよ。。。

 

 

 

 

塩野1

職業:ジャンク屋で働いている。

店名が「SIONO JUNK」なので多分店長。

性格:元気いっぱい。先のことを考えずに行動する。明るい。

特徴:引くほど頭が良い。

 

 

塩野はお古のハムスター「ハムオ」を飼っています。

それとは別に扶養枠3つあるって、もしかして塩野レベル高い?

ところで「お古のハムスター」って何。誰かから譲り受けたの?

それとも回顧祭とかで掘り出してきたのかな。

 

 

作中で佐藤が「塩野は引くほど頭が良い」と言っていますが、

先生もこのようにおっしゃっています。天才型だね。

それを微塵も感じさせない普段の振る舞いが好き・・・。

 

 

この過集中起こしてショートするってのが、また天才っぽい。

熱出たりしちゃうのかな。

塩野コンサルがしっかりしてるのはこういうことがあるからなのね。

 

 

意外だったのがこの話。

今の塩野って、すごく人当たりがいいんですよね。

コミュニケーション能力も高いし。

誰とでもうまく話せているように見えます。(共同でデコイ作る時など)

でもそれは、浅い関係だからうまくいってたのかもしれない。

いや、幼少期の経験&コンサルの教育で成長か?

 

そんな塩野が、性格の正反対な佐藤と友人関係にある、というのが最高に好きです。

これは一巻のおまけ(幼少期の話)でもよくわかるんですが。

似てないからこそ、友人でいられる、ということもあるんですねぇ。

もう最高としか言いようがない。

 

 

 

よくみたら塩野にも嫌な相手とかいるみたい。

そういえば、「仕事でめっちゃ嫌なやついて〜」というのもありましたね。

うまいことやってるように見えるけど、本人なりに色々あるのかも。

 

 

あとこれね。どうする?最高すぎるでしょ。

褒めたい。塩野を褒めちぎりたい。

 

 

 

 

これらは全部大好きなこぼれ話&イラストです。

良すぎる。良すぎるぞ塩野。

元気いっぱいハツラツなキャラクターなのに頭良くてメカに強いの最高すぎる。

そしてよく見ると残兵バラしてません?大丈夫か?

っていうか残兵普通に手に入るのか。 

 

 

 

遠野

職業:獣医

扶養枠:色々育てたり預かったりしてるから扶養枠いっぱい(先生のTwitterより)

 

早い段階で出てきたのに、まだあまりスポットが当たっていない遠野さん。

性格や過去も謎に満ちている、と勝手に思ってます。

ハリスのことを「ハリス様」と呼び、何度も見に行っている様子から、信仰心?のようなものに満ちているのかなと考えています。

 

 

 迷子先生のこぼれ話、最高すぎませんか。

プリンタニアのために頭を傾ける癖がついたって・・・。

優しすぎる。

 

 

 

 

これねー。初めて見た時「ファンの幻覚か?????」ってなった。

遠野さんの話って今のところあんまり出てきてないんだけど、こぼれ話で一冊本が出そうなくらい情報が多すぎてどうかなると思った。

 

遠野さん、幼少期は体が弱かったみたいです(弱いってレベルか?)

でもこれだけ科学技術?が進んでいるってすごいよね。という気持ちと、先天性の病気?ってことは、そういうの事前になんとかならんかったのか、という気持ちと半々。

まだまだわからない、この世界のこと。

 

二巻で、向井さんと喧嘩別れ(言い方)していることがわかります。

巻末のおまけで、怪我をした向井さんにイラッとしている描写がありますね。

ここはもう、私が言語化したらあかんのではないかというほど複雑な感情なんだと思いますが。

というか、うまく言葉にできないです。浮かぶんだけど。なんだこれ。

和解してくれ〜。

 

そういえば遠野さんってまだ名前?ナンバー?が判明していないですよね。

後々出てくるのかなー。楽しみ。

向井さん登場後から少しずつ遠野さんのキャラが見えるようになってきたので、嬉しいです。

 

 

 

瀬田8

職業:不明(獣医見習い?)

特徴:左腕欠損

性格:人当たりが良い(?)、考えすぎる

趣味:裁縫(?)、プリンタニアをもちもちすること

 

瀬田くんについては、ファンの心クラッシャーだと思ってます。

理解が難しすぎる。

その原因は単行本二巻のおまけですね・・・。

それまでの瀬田くんのイメージを一気に覆してきました。

読んでいない方は絶対に、なんとしてでも読んでください。

しばらくは、現実の生活に支障が出るくらい瀬田くんのことを考えると思います(私です)

 

 

 

瀬田くん扶養枠あるじゃん。何か飼わないのかな。

プリンタニアを新しく扶養することはできないのだろうか。

 

 

 

瀬田クーン!!!

髪の毛長いのも短いのも似合って最高です。なんで伸ばしていたんだろう。

面倒だったのかな。身なり整えるのとか。

 

内側に来てからの瀬田くんって、おしゃれですよね?

男性のファッションよくわからないのですが、一番色々着こなしているような。

開拓の方は作業服みたいだし、こっちに来て色々あるのが楽しいのかな。

むしろそうであって欲しい。服装選んだりすることに心を向けて楽しんでほしい。

 

 

 

これっていつからの設定なんでしょうか。

例の義手?触手?はかなり熱量食うらしいので、そのせいでたくさん食べるのかなと思ったり。

それとは関係なく、元からよく食べるのも面白いな。食べるの遅いのは完全に解釈一致してる。

主要キャラクターの中で、一番若く見えるので、たくさん食べて健やかに成長して欲しいです。

 

瀬田くんのことは考えれば考えるほど何もわからなくなります。

開拓時代の瀬田くんから考えると、初めて佐藤に会った時の瀬田くんはだいぶイメージが違うんですよね。

あれはどうして???

ものすごーく努力しているのか、これが本来の姿なのか、治療の際に猫から何か干渉があったのか、それともまた別方向の何かが・・・?

 

そういえば、瀬田くんのスクールの友人がまだ出てきていないですよね。

たぶん内側にいると思うのですが・・・。(開拓にいるときに、もう何年も連絡とってない、とのセリフがあるため)

瀬田くんが開拓に行っても、また返事をしなくても、何年にもわたって連絡をしてくれる友人はきっと良い人だと思うのですが、どうなんでしょう。

 

考えることが多すぎるので一旦深呼吸します。ふーう。

 

 

 

向井62

職業:採掘人

性格:口下手無口

扶養:もなか(プリンタニア)、メレンゲ(黒豹?)

特徴:義眼、友人義務免除あり

 

開拓地で採掘人と先行警備をしている向井さん。

危険な場所での仕事のためか、これまでの登場人物にはない雰囲気を持っています。

鍛え上げられた肉体と口下手なところからは想像できないほど、もなかとメレンゲには甘いです。ギャップ最高ですね。

 

遠野さんのところで触れましたが、向井さんと遠野さんは元友人。

しかし色々あって、今は友人解除しています。

でも二巻最終話では、佐藤の助言(?)もあって、「遠野と話し合おう」と決めたようです。

・・・まぁ、それ以前にも遠野さんと話し合おうとしてはぐらかされているようですが。

 

そしてこの状況で開拓地へ戻るって、なんかもう嫌な予感しかしないんですが、考えすぎですか?

「俺、この戦争が終わったら故郷の・・・」的なフラグじゃないですよね?

ほんまに勘弁してくれよそれだけは。頼むから戻ってきてくれよ・・・。

 

 

 

 向井さんの義眼について、先生のこぼれ話。

やはり残兵に襲われたのかなぁ。そしてこの義眼も、開拓地用って感じだよね。

内側だったら普通の義眼、もしくは無くても生活していけそうだから。

開拓地は内側と色々違いそうだなと思える機能でした。

 

 

 

 あぁ、長くなってしまいました。

本当は名前のないキャラクターのことも書いていきたかったのですが、一旦ここで切り上げます。

花の人とかね・・・。

 

 

プリンタニアは、考えることが多すぎて、とにかく面白いです。

明らかにされていない部分が多いので、それだけ読者が考える幅があり、妄想が膨らむと思います。

何が正解かわかりませんが、これからもじっくり味わっていきたいと思います。