プリンタニア肉まんを作ったよ(写真あり)
回顧祭名物、プリンタニア肉まんを作りました。
今回は市販の肉まんを使っています。
表面がつるっとしている(ねじっていない)肉まんを見つけたら作ってみるチャンス!
それと、陶器プリンタニアフィギュアは入手が難しい&食品衛生上ちょっと厄介なので、うずら卵で表現してみました。これで全部食べられるよ!
オブアート(オブラートアート)をご存知ですか?
オブラートにフードペンや食紅といった、食用インクで絵を描いて食品に貼り付けるというものです。
二巻プリンタニア肉まん試作の回では、「焼き印がプリンタニア」と描かれているので、このオブアート方法は正式ではないのですが、この焼き印は私の技術では作れませんでした。悔しい!!
それでもどうしても作りたかった。なぜなら例のTシャツが販売されたから!
ちょっと材料を揃えるのが面倒ですが、作り方自体は難しくないのでよかったら皆さんも作って見てくださいね。ご自宅で回顧祭ごっこができますよ。
必要な材料はこちら。
・表面がつるっとしているチルド肉まん
・うずら卵の水煮
・黒ごま
・フードペン 茶色
・オブラート
・刷毛
・つまようじ
・ピンセット(クラフト用やデコ弁用の先が細いもの)
フードペンとオブラートの写真。
オブラートはドラッグストアに売っています。
袋状になっていたり、味や香りつきのものがあるんですがそういうのじゃなくて円形のシンプルなオブラートを選んでください。
フードペンは製菓材料店などに売っていると思います。私は楽天でゲットしました。
スーパーの製菓コーナーにある食紅と絵筆でも描けるんですが、茶色の食紅ってあまり一般的で無いんですよね…。ここの用意が一番面倒かな。
作り方を簡単に説明します。
1、オブラートにフードペンで絵を描く
2、冷たい状態の肉まんに刷毛で水をぬり、絵を描いたオブラートをくっつける
3、うずら卵につまようじで目と口の位置に軽く穴を開ける
4、ピンセットを使い、先程の穴に黒ゴマを埋め込む
5、肉まんを加熱して食べられる状態にする(商品説明に従うこと)
6、肉まんの裏側に小さく穴を開けてうずら卵タニアを突っ込む
7、心を無にしてぜんぶ食べる
以上です。簡単でしょ?
補足していきます。
オブラートに絵を描く際は水気厳禁です。
乾いた手でオブラートを掴み、つるつるしている側に絵を描きます。
絵に自信がない場合、写したいものを用意してその上にラップ、さらにその上にオブラートを重ねると写し絵感覚で描けます。
絵が用意できたら、肉まんの表面に刷毛で水を塗ってオブラートを貼り付けます。
手のひら全体でそっと押してなじませるとうまくいきます。
この時に手が濡れていると自分の手にオブラートがくっついてしまうので気をつけてください。
なお、これらの作業は肉まんが冷たい状態でおこなってください。
もしコンビニ肉まんなどすぐ食べられる状態の肉まんで行う場合、冷ましてからのがいいかもしれません。オブラートがふやけちゃうので。おいしさ半減しちゃうけど。
うずらの卵で作ったプリンタニアたち。なんか一匹ぐでたまいるけど。
プリンタニア、難しいのよ。顔が単純すぎてちょっと位置がずれるだけで違うキャラクターになってしまう。
小さいうずら卵に小さいゴマを刺すのは大変なので、クラフト用やデコ弁用の先が細いピンセットを使うことをおすすめします。
ゴマは卵に刺さりにくいのでつまようじで穴を開けると安定して入りました。
目はゴマを縦にして刺して、口は横向きに刺しています。
これ、フードペンでも出来たかも?今更気づきました…。
ここでちょっと注意して欲しいのが、うずら卵を肉まんに入れるタイミングです。
電子レンジで肉まんを加熱する場合、かならず肉まんを加熱した後に卵を突っ込んでください。
ゆで卵は電子レンジで加熱してはいけません。爆発します。
(ゴマを刺したりして卵表面に切れ目が入っているのでよっぽど大丈夫だとは思うのですが)
蒸し器で蒸す場合は最初から入れてもらってOK.その方が一緒に温まって美味しい。
肉まん自体を手作りする場合は、餡を皮で包む段階で一緒に卵も入れましょう。
本当は肉まんも手作りしたかったんです。
うずら卵でプリンタニアを表現したのは料理としての一体感を求めた結果というのもあるんですよ。
でもオブアートで行く場合は表面がつるっとしていないとやりづらく、手作りだとそこが難しくて。はいこれ言い訳です。技術が、技術が欲しい!!
ひょっこりプリンタニア。
フードペン、加熱したらちょっとピンクっぽくなりましたが消えたりしなかったのでよかったです。
これ、蒸し器で蒸したらどうなるんでしょうね。水蒸気で溶けて流れちゃうのかなぁ。
肉まんは蒸し器で蒸すのが一番美味しいのでちょっと悩みどころ。
やっぱり焼き印が欲しい。公式グッズで出ませんか?プリンタニア・プランの焼き印…。
プリンタニア肉まんの動画です。 pic.twitter.com/Bk9afBC6Jq
— トモヨ/わきあがる気持ち (@fdmoti_ta) 2021年11月14日
Twitterに動画をあげています。みられるかな?
材料、道具さえ揃えてしまえば案外簡単につくれるプリンタニア肉まん。
自分で仕込んだとはいえ、肉まんを開けた瞬間にプリっとタニアちゃんが出てくるのはとても可愛いのでぜひ作って見てくださいね。
最後に。かなり手でべたべた触るので、作ったらすぐに食べましょう。調理用使い捨て手袋の使用もおすすめします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
(おまけ)
ニヤニヤしながらプリンタニア肉まん作っていたら、家族に「何があなたをそこまで動かすの…」と冷ややかな目で言われました。ほんとにね…。私にもわからない。
でも「好き!」の気持ちがあって「こうしたらいいかも!」のアイデアが浮かんでしまった以上、やるしかないのさ。オタクっていうものは。
見た目だけでなく、料理としての完成度も考えながら作っているので全部美味しく食べられます。好きの気持ちは偉大なり。では!